コロンブス レザーソールコンディショナー
これを使うのは2度目ですね。
今回はButteroのブーツに使用します。
これは買ったばかりの状態のブーツ。
当たり前ですが、まだキレイですね。使っていないのですから。
まず片方から塗り込んでみました。これがafter。
左側が塗ったほう。しっとり感が出ています。
続いてもう片方もやりましょう。
こんなふうにチョンチョンとつけ、
ゴシゴシ。
この作業、すごく手入れをしている感があります。目に見えて状態が変わりますから。
さてソールの手入れをしたついでにアッパーの革も磨いてあげましょう。使うのは『モゥブレイ』のデリケイトクリーム。
実はこれ、何かの景品としてもらった分です。なので小さい。
ちなみにこれが磨く前。Beforeですね。
まあ、十分にキレイと言えばキレイ。ここにデリケイトクリームを布きれでチョンチョンと。
これにブラシをかけます。
どりゃああぁぁぁ!
作業終了。
いかがでしょうか?
よく分からない?
…たしかに。まあ、磨くというのも自己満足の一部ですから。
…ん?
見ていたら一か所気になるところがありました。ここです。
右靴のここにシミのようなものが。
そういえばさっき、クリームをつけたまま少しの間、放置してしまったことに思い当たりました。
これです。ホラ、右靴(写真では左)のその場所にベットリと。
しまった…
いくらブラシをかけても取れません。そもそもクリームをつけすぎたのかも。最後は結局あきらめました。デリケイトクリームはほんのちょっとだけつけてすぐブラシをかけるようにしましょう。
このあと初詣へと向かいました。神社の境内には石畳や砂利もありました。お清め場は下がビショビショだったので思い切り腰が引けてしまいました。だってレザーソールなんだもん。
でもとにかく、履き心地はよかった…本当によかったです。この靴を買ってよかったとつくづく思いました。革も柔らかで痛いところはまったくありませんでした。
で、帰ってきた直後の状態がこれです。
うおぉ…やっぱりかなりのダメージを受けています。
ぐむむむ…
やっぱりラバー貼っておいたほうがよかったかな?わずか半日(も履いてないかも)でこれじゃ、あっという間に大変なことになってしまいそう。
それはまた改めて考えるとして、さあ、お手入れです。出かける前に使ったばかりですが、再び『レザーソールコンディショナー』の登場です。チョンチョンとつけ、
ゴシゴシゴシ!
右側がケア後です。
いかがでしょうか?履く前の時より変化が分かるのではないでしょうか?息も絶え絶えになっていたソールちゃんが少し回復したような気がします笑
このソールのお手入れは実際に行う人は少ないと思いますが、ソールを長持ちさせるためにも面倒ですがやっておくことをオススメします。
やわらかい革は切れやすい?
ここからは余談です。
お疲れちゃん、と思ってブーツを眺めていたら、ある一点に目がとまりました。その瞬間、これはヤバイと直感しました。
見えますでしょうか?写真の真ん中あたりです。
革、革が…
切れてる…!?
いや、まさかそんな?切れてるわけないよナ?1日、いや半日履いただけだもんナ?これは単なるひっかきキズだよナ?そう思って必死でブラシをかけました。軽いひっかきキズならブラシである程度は直すこともできます。
でもいくらブラシをかけてもそれは変わりませんでした。
いくら目を近づけて見てみても、
まったく変わっていません。それどころか裏側から押してみるとキズが開いてしまうのです。明らかにそれは「切れている」ことを意味していました。
な、なんてことだ…私はガックリとうなだれました。
まさかおろしたその日にキズものになってしまうなんて。あんまりだ。
涙にくれながら、でも不思議でした。
革ってこんなに簡単に切れてしまうものなの?
いや、どこでどういう状態で切れてしまったのか分からないからなんとも言えませんが、それにしても革って丈夫なんじゃなかったの?革ジャンとかそんなに簡単に切れないよね?
それともButteroの革が柔らかいからでしょうか?柔らかい革はこうやって「切れてしまう」こともあるのでしょうか?一体全体、何に当たったらこんなふうに切れてしまうのでしょう?
おまけにコワイのは、このキズが広がっていくことはないのか、ということです。ここからさらに切れていったらこの靴はどうなってしまうのでしょうか?ソールがダメになる前にアッパーがダメになったらどうしたらいいのでしょうか?
―――あまりにショックな出来事に最後はとりとめもない内容になってしまいました。『レザーソールコンディショナー』はオススメです、と朗らかに終わるつもりが、『柔らかい革は丈夫さに欠けるの?』という疑問を呈することになってしまいました。実際のところはどうなのでしょう?嗚呼…
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