今回の靴はこちら
サイズ 6
色 バーガンディ
製法 グッドイヤーウェルト製法
価格 48,000円(税抜)※2017年当時の価格
ブランド概略
1873年、イギリスでサンダース兄弟が設立。
2006年、秋冬コレクションより日本へ本格参入。
工場の約半分の製造ラインがイギリス国防総省向けに割り充てられている。
そのため天然素材を用いたグッドイヤー製法でありながら、価格を抑えた靴を作ることができる。
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主観レビュー
サイズ感 大きめ
フィット感 ★★
ほしい!感 ★★★
主観解説
サイズ感
頑丈なイメージのあるサンダース。この靴でよもや小さめということはないだろうと思い、最初から6を履いてみましたら正解でした。
やや丸みを帯びたデザインのおかげでつま先はゆったりしています。痛いところもありません。左足の小指も平気です。かつ甲の部分もそれほどぶかぶかではありません。
でも、ひょっとしたら6だとまだ少し大きいのかもしれません。かかとが少し抜けそうな感じがあります。ヒールカップが大きいのかな?この時は5¹/₂のサイズがなかったので履くことはできませんでした。
フィット感
ただ、外羽根の靴ということもあり、かかとに関しては紐をきつく締めればある程度安定させることができました。靴がなじんできたらこのあたりは気にならなくなるのではないでしょうか。
そう思って数歩ばかり歩いていみたら、わずかながらくるぶしが当たることに気がつきました。痛いというほどではありませんが少し気になります。沈み込みも早いと聞くのでそうなった場合、この部分は不安かも。
ほしい!感
これは是非ともほしいです。グッドイヤーの靴にしては安いですし。
ある程度の期間履かれたであろうサンダースの靴を見たことがありますが、シワの入り方といい、磨き込んである革の光沢といい、とてもいい感じになっていました。本当に磨くのが楽しくなりそうな靴です。
(でも実を言うと、このUチップもいいのですが、3本ステッチのダービータイプ1128の黒にさらに一層惹かれていたりして笑)
主観雑感
ミリタリーシューズブランドと言われることもあるように、頑丈そうなデザインは他のイギリス靴とは一線を画し、強い存在感を放っています。イギリス国防省向けに靴を供給するというメーカーの商品だけあって、この靴もカジュアルなUチップでありながら、力強い印象の仕上がりになっています。
では無骨な人しか似合わないのかというと、そんなことはありません。この靴には履く人を限定しない懐の深さがあります。
先日、あるお店で、若いカップルの方がこの靴をペアで試し履きしているところを見かけました。男性はもちろんですが、隣の女性も履いていました。これが似合うのです。女性が履いても違和感がありません。
その理由の一つしては、男性の場合には『ミリタリー感』をプラスするハトメが、女性の場合には逆に可愛らしさを演出するのに一役買っているように思えました。
サイズが小さくなることも影響しているのでしょうが、履く人が変わるだけで、雰囲気ががらりと変わりうるこの靴はなかなかもってスゴイやつです。
ただ…すこ~し気になった点が一つ。
Uチップの配置?と言えばいいのでしょうか、履いて上から見たときに、「U」の縫い目がなんとなく傾いているような気がしました。「U」の字が靴の形とズレているというか…靴のてっぺんと「U」のてっぺんが少しズレているように見えたのですが…
気のせいだったかな?
気にしすぎなだけでしょうね。
[参考]
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