革靴のハイシャイン仕上げにサフィールのミラーグロスを使ってみた

ミラーグロス シューケア

ミラーグロス

 

サフィール ミラーグロス ブラック  2,200円

 

2017年のメンズEX6月号に紹介されていました。

 

シューシャイン初挑戦の編集者の方でもこれを使えばポリッシュができたと書いてあります。それは興味深い。

 

私は以前、同じサフィールの『ビーズワックスポリッシュ』で鏡面磨きにトライしてみましたが、初挑戦ということもあり、鏡のようにとまではいきませんでした。

 

でも今回の記事を読むと、このビーズワックスより簡単そうに思えたので、さっそく試してみることに。

 

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靴磨き

 

ミラーグロスの前に、しばらく磨いていなかったので、靴クリームから始めましょう。

 

汚れ落とし

 

とりたててどこの靴というわけではありません。某国産靴です。

 

いささかくたびれていますね。

 

ではまず最初に汚れ落としから。

ステインリムーバー

 

[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし M.モゥブレィ ステインリムーバー 3020 60ml

 

モゥブレイのステインリムーバー。もはや定番ですね。布切れにつけてゴシゴシこすります。

 

女性の化粧落としによく例えられますが、本当にその通り。

 

古くなったクリームを落とすと革もすっきり。手で触ってもサラサラしています。マットな手触りというべきか。

 

 

靴クリーム

 

ではクリームをぬっていきます。

ペネトレイトブラシ

 

あまりつけすぎないように。米粒1つ分くらい。これをペネトレイトブラシで均一に伸ばします。黒以外の靴を持っている人は最初から数本そろえておいた方がいいですよ。


このあとは豚毛ブラシでゴシゴシと。ここには書きませんでしたが最初に馬毛ブラシで埃を落としています。

 

完了。

 

 

あらためて思ったのですが、

 

クリームをぬる時は最初にクリーナーを使ったほうが断然いいです。

 

時間がないときはクリーナーを使わずにそのまま古いクリームの上から重ねて塗ってしまいがちですが、やはり古いクリームを落としてからのほうがクリームののりがいい!全然ちがいます。

 

考えてみれば女性の化粧にしたって前日の化粧の上からそのままファンデーションをぬることはないわけで、そんなことを続けたらどうなるか、肌にもよくないことは想像がつきますよね?

 

それと同じで靴の場合も古いクリームの上から新しいクリームをぬるのではなく、時間が許すかぎりはクリーナーで汚れや古いクリームを落としてあげてください。

 

ミラーグロス

 

ミラーグロス

 

ポリッシュ用のクロスにほんの少しグロスをつけます。

 

ポリッシュなのでTシャツの切れっぱなしよりはこちらを使ったほうがいいかと。メーカーは何でもいいでしょう。


 

これをトゥにうすくぬり、そこからはひたすら手をクルクルと回すように磨いていきます。

 

とりあえず磨くこと15分。左が磨いたほうです。

 

写真ではちょっと分かりにくいですね。これでも少しは光るようになっています。

 

続いて反対も。今度はさっきより少し多めにつけてみました。

ミラーグロス

 

ひたすらゴシゴシ。孤独な作業です。わたしはテレビで大リーグの野球中継を観ながら磨きました。それくらいのほうが余計な力が入らなくていいかな?

 

そういえば、と思い、途中で水を1滴たらしました。ビーズワックスのときはそうやっていましたから。

 

水を垂らしたあとのほうが光りやすい気がしたので、「グロスをぬる(ほんの少し)、水をたらす」を3回くりかえしました。作業時間は20分。なんだかんだで始めてから1時間以上かかりました。

ミラーグロス

 

 

作業終了

 

どうでしょう?

 

鏡面とはいえないけれど…

ミラーグロス

 

でもかなりツヤがでてきました。もう少しがんばればうまくいくでしょうか。

 

2つ使ってみた感覚としては、たしかにビーズワックスポリッシュよりこちらのミラーグロスのほうが光らせやすい気がします。ワックス分がより多く配合されているそうです。

 

いずれを使ってもそんなに簡単なものではありませんが、ポリッシュをやってみたいという方はまずはこのミラーグロスから始めてみてはいかがでしょうか?


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