パラブーツのシャンボードとアヴィニョン、スーツに合わせるならば?

フランス靴

 

 

シャンボードとアヴィニョン。

 

「パラブーツの双璧」「パラブーツのツートップ」といってもいいでしょうか?

 

あなたはどちらが好きですか?

 

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シャンボードとアヴィニヨン

 

みんな大好きパラブーツ。

 

多くの人にとって気になる存在であるのがこのパラブーツだと思いますが、みなさんどのモデルが好きなんでしょう?

 

想像するに、「シャンボード」と答える方が多いのではないかと思います。

 

街中で見かけるのもシャンボードが圧倒的に多い。あるいはシャンボードという靴自体が目立つということもあるのでしょうね。

 

「パラブーツ=シャンボード」みたいなイメージはたしかにあります。やっぱり代表モデルですし。

 

黒も茶色もかっこいい。

 

 

 

 

こうして見ると、他のブランドの靴に比べなんだかボテッとした形なんですが、やっぱりすごく惹かれます。

 

足に合えば無理しても買いたい1足です。

 

かたやアヴィニョン。

 

こっちも捨てがたい。

 

 

写真がないからTwitterから拝借しました。

 

 

シャンボードよりはいくぶんおとなしい感じだけどそこがまたいい。

 

さりげなくパラブーツを主張できる。シャンボードとは別の角度から自己満足感を満たせられそう。

 

どっちが好きかは…もうこりゃ好みですね。

 

 

シャンボードとアヴィニョン、スーツに合う?

 

これは悩ましい問題です。

 

お堅い仕事なら両方ともバツでしょう。銀行とかダメだろうなァ。

 

商社とかはどうなんでしょう。そういう会社に勤めている知人がいないのでまったく想像がつきません。

 

最近はオフィスカジュアルを導入しているところもふえてきているので銀行でもいけるのかな?

 

まあ、そこまで服装にうるさくない会社であれば、アヴィニョンなら大丈夫そうな気がします。

 

 

 

いかがですか?

 

おとなしいデザインだしまったく問題ないように思うのですが。

 

ちなみにこれはサイズ6です。私の足には少し大きい。羽根もピッタリと閉じています。

 

 

 

でも、スーツに合わせても平気ですよね?

 

そもそもパラブーツを知らない人にはまったく分からないでしょう。ただのUチップにしか見えません。

 

それを言ったらシャンボードだって同じなわけですが。

 

 

 

でもこうしてまじまじと見ると、スーツというよりはやはりジャケパン向きのように思います。こっちのほうがよりボテッとしてる。

 

シャンボードとアヴィニョン、外見

 

はっきりと比べる機会も少ないかと思い並べてみました。

 

 

両方とも6サイズです。

 

こうして見るとアヴィニョンのほうが幅広に見えますね。確かに足入れすると幅はアヴィニョンのほうがゆとりを感じました。

 

(先日話をした人も——その人は両方持っていて——アヴィニョンを1つ下のサイズで履いていると言っていました)

 

ただ、高さはシャンボードのほうがあります。甲がブカブカ。

 

では後ろをあわせてもう1枚。

 

 

 

言い忘れました。黒っぽく写っていますが、色はともに「MARRON-LIS CAFE」です。こげ茶色ですね。

 

アップの写真も。

 

 

どっちもそれぞれよさがあっていいですね~

 

どっちもほしいというのが正直なところ。

 

 

それともう一か所、ちょっと気がつきにくいところを比較します。

 

どこかというと…トゥを横から見たところです。

 

シャンボード

 

アヴィニョン

 

上がシャンボード、下がアヴィニョンです。微妙な違いなんですが分かりますでしょうか?

 

ちょっと極端に比較してみるとこういうことです。

 

 

アヴィニョン

 

実際よりも差を際立たせてしまいましたが、要はトゥの傾斜の違いですね。

 

シャンボードのほうが立っています。

 

立っているということは中がそれだけ広くなり、つま先が前まで行ってしまうことになります。履いた時、つま先が当たる感じが強いのはこの影響ではないでしょうか。

 

シャンボードとアヴィニョンのソール

 

最後にソール。

 

 

左がアヴィニョンの「グリフ」、右がシャンボードの「パラテックス」です。

 

よく見たらグリフには縫い目がありませんね。知らなかった。

 

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で、結論は?パラブーツはスーツには合うの?

 

まったく答えになっていませんが、

 

 

履きたければ履いてOK!

 

 

という結論でいかがでしょうか?そもそも明確な線引きがあるわけじゃありません。

 

何もサンダルで会社に行こうというわけじゃないのですから、自分がいいと思えばいいのです。それでモチベーションが上がるのならなおのこと。

 

ということで最後は皆さんに丸投げしてしまいましたが、パラブーツを持っている方はどうぞ素晴らしい靴ライフをお送りください。まだ持っていない方は——私もそうです——いつか買えることを目標にお仕事を頑張りましょう!

 

・・・・・・・・・。

 

なんだかこれで終わっては無責任なような気がしてきました。なのでもう少し追いかけてみましょう。

 

こちらはシャンボードとスーツのスラックスを合わせたところです。

 

 

 

角度を変えてもう1枚。

 

 

 

これだけ見ると平気そうに思えます。

 

が!

 

問題はここなんですよね。

 

 

このくっきりとした白いステッチ

 

 

かなりカジュアル感があり。

 

アッパーのデザインうんぬんというよりは、やはりこの白いステッチがスーツに合わせると浮いてしまいます。

 

 

いかがでしょう?

 

実はこれ、アヴィニヨンにもあります。

 

 

 

ただ、いくぶんアヴィニョンのほうが分かりにくいかな?

 

というわけで、

 

最後は無理やり結論に持っていってしまいますが、

 

やはりシャンボードは——服飾関係の仕事をしている人はともかくそれ以外の仕事に従事している人の場合は——スーツに合わせるのは難しいかと。

 

それでも履きたいシャンボード♪


 

 

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