ジョンロブのラバーソールあれこれ

ジョンロブのラバーソール イギリス靴

 

東京ではこんなフェアが始まっているんですね。

 

ジョンロブのパターンオーダー。

 

いったいどんな人がお作りになるんでしょう?

 

履いてみたいです、ジョンロブ。試し履きではなく自分の靴として。

 

今回はそんな高嶺の花のジョンロブのラバーソールについてのご紹介です。ジョンロブというとどうしてもレザーソールに目が行きがちですが、ラバーソールも非常に種類が多くて魅力的なものが揃っています。

 

 

クラシックラバーソール

 

 

やや厚みのある、ステッチがかかったソールです。四角い模様が並んでいます。規則性があるようなないような、微妙にずれた並び方。

 

ラバーソールの中でもっとも人気のあった「オクトーバーソール」が終了し、その後継モデルとなります。

 

ちなみにこちらがオクトーバーソール。

 

 

丸型というか、正確には八角形ですね。終了すると思うと余計に気になってくるから不思議。

 

 

アシュビーソール

 

 

こちらもステッチがかかった厚みのあるラバーソール。肝心のステッチが写っていませんが。

 

クラシックラバーソールよりパターンの凹凸が深い…かな?

 

模様はジョンロブの「JL」を形どっています。ちょっと分かりにくいけど…カメ?

 

 

ミディアムラグソール

 

 

これもステッチがかかったラバーソール。こんもりした厚みのあるソールです。

 

 

ヘビーラグソール

 

 

ミディアムラグソールよりさらにごついソールです。一見似ているように見えますが、大きな違いはこちらはステッチがないこと。

 

縫い目がない、つまり圧着されているので水が浸入しません。ブーツなどによく用いられるようです。


それとよく見ると、こちらは平らなところにもボツボツ?(ボキャブラリー!)がありますね。

 

 

カウンティソール

 

 

パッと見、何の柄か分かりませんが、目を凝らすと『JLJLJLJLJL…』とひたすら書かれているのが分かります。

 

これも圧着されていてステッチはなし。上のソールに比べるとそれほど厚みはありません。軽い感じのソールですね。

 

ラスプソール

 

 

カウンティソールの厚みでこちらはステッチがかかっています。クラシックラバーソールほどは厚みがないため軽くなります。

 

 

 

こうしてジョンロブのラバーソールを見ていて思ったのですが、他のメーカーだとラバーソールの模様というかパターンの断面は

 

 

になっていることが一般的ですが、ジョンロブのラバーソールは

 

 

な作りになっている気がします。特にミディアムラグソールやヘビーラグソールは平らな面にボコッとかたまりをくっつけたような作りです。

 

実際の製造過程はそうじゃなくて、凹のように彫り込んでいるのかもしれませんが、それにしたって、こんなソール、なかなかないですよね。でこぼこの地面もしっかりとらえてくれそうです。頼もしい。

 

あと、聞いた話では、ジョンロブのラバーソールは密度が高いので他メーカーのそれと比べても疲れにくいとのこと。

 

ぜひそんな靴で歩いてみたいもんです。

 

以上、知っていてもあまり役に立たない、ジョンロブのラバーソールについてでした。

 

 

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