スペインの靴といえば思い浮かぶのは…?
今回の靴はこちら
サイズ 6¹/₂
色 黒
製法 ボロネーゼ製法
価格 65,000円(税抜)2017年当時の価格
スポンサーリンク
主観レビュー
サイズ感 普通
フィット感 ★
ほしい!感 ★★
主観解説
サイズ感
最初に選んだ6サイズでは左足の小指がきつくて履けませんでした。それで6¹/₂に替えたわけですが…
フィット感
甲の高さはバッチリです。マグナーニはかなり甲が低いですから。
もっともこの写真じゃ分かりませんが。これだけ見ると合っているようにも見えます。
しかし。
ご覧の通り、かかとがこんなに余ってしまいます。
こりゃ見るからに大きい。借り物の靴みたい。
きっと足長は6が合っているのでしょう。でも6では鋭角に細くなっているつま先が私の幅広の足を受けつけてくれません。イタタ…
かといって6¹/₂だと大きいし。やっぱりちょっと無理っぽい。
サイズが合っていればの話ですが、形としては土踏まずの部分が比較的絞られていることもあって靴の中で足が前に滑りにくくなっています。バックルの靴はどうしても甲の押さえが甘くなり、足が動いてしまうことがありますが、この靴は土踏まずが絞られている木型のおかげもあって、つま先や小指が前に当たるということが少なくなります。甲が低いというのもそれに一役買っているかもしれませんね。
ほしい!感
そりゃほしいです笑
めっちゃカッコイイですもん、この靴。
こっちから見ると普通のダブルモンクですが。
ジャーン!なんと内側にもバックルが。驚いたことに3バックルなのです。
カッコエエ——ッ!
こんな靴、そうそうないですよね?
3つもバックルがあるとゴチャゴチャしそうなところを、トゥのプレーンな感じが見事にバランスをとっています。
そしてマグナーニと言えば!
これでしょう。オパンケ製法。初めて見た時は度肝を抜かれました。
靴底をアッパーに縫いつけており、土踏まずのフィット感がよくなります。
…とはよく耳にするものの、私のような素人考えでは、土踏まずというと——自分が偏平足だからでしょう——足の内側というイメージがあるんですが、これは外側から足を締めるということになるんでしょうね。
まあ、そんなことはどうでもよくて、とにかくカッコイイ。一目見てマグナーニと分かります。
しかしよくこんな靴を考えつきますね。スペイン人恐るべし。
主観雑感
ただ、これ、気になるのは修理ですね。
もともとマッケイ製法もボロネーゼ製法もオールソールはせいぜい1回が限度。その点はグッドイヤー製法と大きく異なるので注意が必要です。しかもこれは特殊なオパンケときてますから修理はどうなるのでしょう?
聞いたところでは「あまりお勧めしない」ということでした。どうやらマグナーニ本社から純正の部材が入ってこないため、やったとしても履き心地や見た目の印象がかなり変わってしまうそうです。あと費用も3万円以上かかるとか。
ただ、このあたりの情報はどれくらい正確か分かりませんのでご参考程度にしてくださいね。
まあ、そういうことはあまり気にしないでとにかくカッコイイ靴を履きたい!という人にはおすすめの靴です。目立つこと間違いなし!ぜひ颯爽と歩いてください。
スポンサーリンク
コメント