
ようやく買えました。
コルドヌリアングレーズのシューキーパーEM500E。
いいなと思ってから迷うこと1年。
やっぱり買ってよかったです。
アングレーズのシューキーパー、効果はどうなの?
ただ自分の場合、アングレーズに見合う靴がないということもありました。
シューキーパーだけよくてもねぇ…。
でもやっぱりいいです、これ。



いかにも高級品。
箱からもフランスの香りが。

MADE IN FRANCE って書いてあるだけですけどね。
横から見るとこう。

流線形がかっこいい。ラインも滑らか。

さて、ではさっそく使用してみましょう。
外国製のいい靴があればいいんだけど、ないから国産の靴で。

新聞の上かいww
恥ずかしながらこれまで使っていたシューキーパーはこれ。

よくあるバネのボヨヨン式のキーパーですね。千円くらいの。カタログギフトとかにもよく載ってる。
並べてみるとその差は瞭然。

10倍近い値段がするのもやむを得ないでしょう。
靴とのバランス。

サイズは靴が24、キーパーが39です。
言うまでもないですが、こんな感じで外側に傾けながら入れていきます。

カカト側の角が靴の履き口にひっかかるのに気づかずグリグリしてしまうことがあるので、いい靴に入れるときには注意しましょう。
入りました。

入れるときの手ごたえは、特にきつすぎもせず、緩すぎもせず。
バネ部分の隙間はこれくらいです。

ここがぴったりくっついてしまうのはあまりよくありません。たぶんきつすぎ。キーパーのサイズを一つ下げた方がいいですね。
あと大事なのはここ。

甲の張り具合いですね。
そもそも何のためにシューキーパーを入れるかというと、甲の履きじわを伸ばすためですから、この部分がしっかり張っていないと意味がありません。

触ったところ、まあオッケーかなという感じ。ほんのわずかに緩みを感じます。もう少しテンションがきつくてもよかったかも。
なぜそう感じたかというと。
さっきのボヨヨン式と比べてみたのですが、

気のせいかこの部分はボヨヨン式のほうが張っているように感じます。バネの力で上に持ち上がっているからでしょう。アングレーズは木型が入るだけですからね。
でもまあこれでいいことにしましょう。

かっこいいからよし。

アングレーズのシューキーパー、甲高の靴にはどうか?
他の靴にはどうでしょうか?
今の靴は国産ながらノーズが長めのイタリア風デザインでしたが、そうじゃない靴にはどうか?
これも某メーカーの国産靴。

かかとを揃えて並べるとこんな感じ。

ちょい短いけど入ることは入りました。

一見、何の問題もないように見えますが実はダメでした。
肝心なところがプカプカしています。これじゃ意味なし。
確かに甲の高さが違います。この靴(写真下)は甲が高い。

もともとこのEM500Eはどちらかというとロングノーズ、甲低のイタリア靴向きなのでしょう。
アングレーズのシューキーパー、ブーツにはどうか?
イタリア靴で思い出しました。
ブーツの場合はどうでしょうか?
ブッテロで試してみましょう。

横顔はこう。

甲が低いから合いそうに思えます。
両サイドジップだから入れるのも問題ないよね?

問題…ないよね?

問題…

入んねぇ!!!
なんと入りません。これ以上無理すると靴が壊れそう。イタリアサイズの39なのに。中敷きと厚めの靴下履いてちょうどいいくらいなのに。
やむなくボヨヨン式を入れました。

そうしたらこっちのほうが全然いい!

ちゃんと甲の部分も伸びてるし。
靴に合っているのが一番ですね!
シューキーパーの使い方
あと皆さんはシューキーパーをどのように使ってますか?
帰ってきて靴を脱いだらすぐ入れるという人も多いのではないでしょうか?
それでもいいとは思いますが、
私はすぐには入れません。
1日履いた靴はかなりの湿気を帯びています。
木製のシューツリーは湿気を吸収してくれるとはいいますが、できれば入れる前に一晩おきます。
さらにもっと余裕があれば新聞紙を丸めたものを入れておきます。
湿気を吸わせるわけですね。

そして次の日にシューツリーを入れます。
なぜそんなことをするかというと、そう教えられたということもあるんですがそれ以外にも理由が。
これは昔、私が何かのノベルティでもらったシューキーパーです。今思えばもともと状態はそんなによくなかったのかも。
しかしとにかく、使っているうちにこんなことになりました。

分かりますか?ヒビが入っているところが(ヒビが入っているというのもひどいですが)青くなっています。

青緑色になっているこれはおそらくカビです。最初の頃よりひどくなりました。
人は足だけでも1日にコップ1杯の汗をかくといいます。
気をつけて使うに越したことはありません。
湿気大敵!
アングレーズを何本も持っているようなブルジョワな人はいいですが、私のような虎の子の1本!という人は細心の注意をもって使うようにしましょう。
アングレーズ、おすすめ!
ということで最後に記念撮影。

これからシューキーパーを買おうと考えている人はぜひ。別にすべての靴に用意しなくてもいいんです。使いまわしだっていいじゃありませんか。
アングレーズは値段はいいですけどそれに見合うだけのことはあります。おすすめですよ!


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