サイズの大きい靴を履くときの3つの定番方法

半敷き シューケア

靴が痛い

 

靴を買うときにやってしまいがちなこと

 

せっかく靴を買ったけれど、家に帰って履いてみるとやっぱりちょっと大きい気がする。あるいは小さい気がする、という経験をしたことはありませんか?

 

お店で買うときからサイズが微妙に合わないことは薄々感じていたんだけど、でも、まあ、なんとかなるか、わざわざここまで来たんだからナ、また来るのメンドクサイし、…なんて思ってエイヤッと買ってしまったことはありませんか?

 

そして後で後悔する…ってことありますよね?

 

でも買ってしまったものはしょうがありません。本当は靴こそ熟慮に熟慮を重ねて買うべきものですが、実際問題、靴を選ぶのはなかなか骨が折れます。

 

靴屋には数多くの靴が置いてありますし、その中から自分に合った1足を見つけることはそう簡単なことではありません。そもそも自分に合う靴があるのかどうかも分からないのですから。

 

それにゆっくり選ぼうにも店員さんがすぐに寄ってきたりしてうっとうしいこともある。だから皆さん、ある程度のところでエイヤッ、って買ってしまうんでしょう。その気持ちはよく分かります。

 

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ブーツを少し大きいけど買ってみた

 

今回の私も、エイヤッ、の種類は違いますが、そんなものでした。

 

 

Butteroのブーツがセールで出ていたんです。

 

サイズは39でした。お店で履いてみると少し大きい。つま先も緩いし、かかとも浮きます。本来ならば38がジャストサイズなのでしょう。

 

でもほしい。

 

せっかく安くなっているのです。それも驚くほど安くなっていました。型が古かったのでしょう。

 

でもそんなことはどうでもいい。型が古かろうがほしいものはほしいのです。

 

その靴が、頑張れば手が届く価格になっているのです。

 

問題はサイズだけ。

 

あ、サイフもだけど。まあ、それはおいといて。

 

お店の絨毯の上を歩いてみました。

 

うーん…

 

…たしかに大きいことは大きいですが、「大きすぎる」というわけではありません。

 

ブーツですから普通の革靴と比べて脱げにくい。

 

これがスリッポンだったらどうしようもないところですが、ブーツなのです。

 

ブーツなのでまあ、かかとは浮きますが、スポッと脱げてしまうわけではない。

 

歩こうと思えば歩けるのです。

 

レザーソールのブーツですし、もともとハードな場所を歩こうという気はありませんでした。街中を普通にあるければいいのです。

 

それくらいならこれでも平気そうな気がしてきました。

 

以前に、小さすぎる靴を買って痛い目にあいましたが、少し大きいくらいなら、そんなヒドイことにもならないでしょう。心は次第に買うほうへ傾いていきました。

 

そして購入。

 

いいオッサンがルンルン気分で帰りました。

 

 

でもやっぱりサイズが大きい

 

家に帰ってルンルン気分のまま、さっそく履いてみました。

 

それから部屋の中で少し歩いてみました。

 

……。

 

…やっぱり大きい。

 

この瞬間から、身体中の血が逆流しだすのを感じました。

 

や、や、やっちまった…!

 

ど、ど、ど、どうしよう…?!

 

どうしようもこうしようもありません。

 

あれだけ試着して買ったのですから今さら返せるわけがありません。それに返すといったってセール品ですから他のサイズはなかったのです。

 

 

サイズの大きい靴をなんとか履けるようにするための方法

 

いつまでも途方にくれているわけにはいきません。

 

小さいなら自分でできることには限度がありますが――何しろ道具がないですから――大きい場合はいくつかの方法があります。

 

どれも定番の方法です。順に試してみることにしました。

 

1.中敷きを入れる

 

ド定番ですね。以前にミハラヤスヒロの靴のために買ったものを入れてみることにしました。

 

 

かなり使い込んでいるのでヨレています。

 

こんな感じで入れてみました。

 

 

この中敷きは25㎝なのですが、39のブッテロに余裕で入ります。やはりブッテロは大きめですね。

 

とりあえずこれで試してみましょう。

 

のしのしのし。

 

ウーン…

 

少しはよくなったかナ?

 

入れないときと比べると足が締まった気がします。でもまだかかとは少し浮きますね。

 

 

 

2.半敷きをいれる

 

次は半敷きを入れてみましょう。

 

半敷きとは前半分だけに入れる中敷きのことです。

 

半敷き

 

コロンブス『フットソルーション つま先用』

 

 

500円(税抜)なり。これはレギュラーサイズですが、ラージサイズもあります。

 

出して見るとこんな感じ。

 

 

パンダ…?ちなみに下のは固定用シール。

 

 

 

シールは貼りませんが、靴の中に入れてみます。

 

 

スマホを靴の奥に突っ込んで撮影しました。前のほうだけ中敷きがある状態です。

 

ではこれで歩いてみましょう。

 

のしのしのし…

 

お!?

 

これは…!

 

さっきの全敷きを敷いた時よりかかとが抜けません。こっちのほうがかかとが固定されます。歩きやすい!

 

この半敷きは思ったよりも効果が高いのでオススメです。

 

3.靴下2枚重ね

 

これは昔からの方法ですね。2の方法でもう平気そうでしたが、念のため、こちらも試してみることにしました。

 

 

分かりやすくするためにグレーの上に黄色のショートソックスを着用。

 

さてどうか?

 

これが意外と―――

 

いい!

 

かなりフィットします。かかとも浮きません。全敷きをいれたときよりも具合いがいいです。

 

さすが昔の人の知恵。これで全然OKです。

 

 

ということで結論はこうなります。おすすめ順に。

 

1.靴下2枚重ね

2.半敷き

3.中敷き

 

靴下2枚と半敷きは効果は同じくらいですね。ただ、靴下の場合は新しく購入しなくてもイケるので1番にしました。

 

最後に思いたってもう1つ試してみました。

 

4.靴下2枚重ね+半敷き

 

これは履くときに逆にキツイくらいです。

 

 

サイドジップを閉めるのが大変。靴下挟みそうです。

 

では歩いてみましょう。

 

のしのし。

 

すぐに分かりました。

 

これはイイ!

 

完璧です。靴の中で足がまったく動かなくなりました。それどころかつま先はちょっとキツイくらい。当たるというわけではなりませんが、指はもうほとんど動かせません。

 

ゆるフィットの靴がウソのようにタイトな履き心地になりました。

 

靴下2枚重ね+半敷き』、この方法は使えます。

 

買った靴が大きくてお悩みの方はぜひ一度試してみてください。

 

ただし、あまりにも大きすぎる靴、スリッポン系の靴の場合は効果のほどは分かりませんのでご注意ください。

 

ちなみにコロンブスの半敷きには「レギュラー」と「ラージ」があります。

 

 

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