ランウォーク 外羽根ストレートチップ WR411M レビュー

ランウォーク 日本靴

 

今回の靴はこちら

 

 

ランウォーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイズ   24.5

色     黒

製法    セメント

価格    24,500円(税抜)

 

 

ブランド概略

兵庫県神戸市に本社を置く「アシックス」が作るビジネスシューズブランド。

『ランニングシューズの機能性を、ビジネスシューズに』『走れるフォーマル』のうたい文句からも分かるように、非常にクッション性に優れた作りが特徴。

 

 

主観レビュー

 

サイズ感   ちょうど

フィット感   ★★

ほしい!感   ★★

 

主観解説

 

サイズ感

このブログでもこれまで何度が触れていますが、私の足の場合、外国の靴はほぼ間違いなく「6」です。24.0㎝ですね。

UKサイズは少し大きいということは分かってはいても、基本的に「6=24.0」と考えてしまいます。

なので今回のランウォークの靴も最初は24.0を履きました。

ところが、意外にもきつい。明らかにつま先がパツパツなのです。

そこで24.5にチェンジ。

するとこれが実に気持ちいい。まさにピッタリサイズ。それ以上、他のサイズを履く必要性も感じませんでした。

さすが日本の企業。日本人の足への対応は完璧ですね。

 

フィット感

 

よく見るとこの靴は4Eなんですね。

 

 

 

 

 

 

 

(写真は25.0の靴を撮ったものです)

 

どうりでゆったりしているわけです。確かにつま先まわりはちょっと緩いくらいかもしれません。

でも不思議なことにあまりその緩さを感じさせないのです。すごく足にフィットしているかというと、そんなこともない気がするのですが、でも履くのに問題はないのです。なんだかよく分からないけど合っている、という感覚でしょうか。

それに外羽根ということもあり、しっかりと締まるので甲の押さえは十分。そのことも履き心地に影響しているように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほしい!感

ランウォークの特徴はなんといってもその歩きやすさ。

軽く、柔らかく、クッション性に富み、実に気持ちいいです。公式サイトにも載っている、『弾むように歩いていける』はうそではありません。足がグングン前に出ていく感じがします。

 

その秘密はかかとにあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

かかとの真ん中あたり、薄い水色の部分ですね。ここが『GEL』です。『GEL』というのは衝撃緩衝材の名前です。『ジェル』ではなく、『ゲル』と読みます。ランニングシューズにも使われています。

 

本当に歩きやすい。足が勝手に前に出ていくようです。

 

今まで気に留めたことがなかったですが、こういう靴が1足あってもいいのかもしれません。

 

 

 

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主観雑感

 

これはまさに日本企業の面目躍如、といった感じの靴です。非常によくできています。痛いところもまったくなく、初めて履いたときから足になじんでいるかのように感じられます。

無理、無駄がなく、まるで日本車に乗っているような安心感。おそらくどんな人が履いても大ハズレにはならないでしょう。日本人の足型や、使われる環境、使用頻度など、研究に研究を重ねて作られたに違いありません。

 

ただ…こんなことを言うと怒られそうですが、なんというかその、革の靴を履いているという感覚に欠ける気がします。履いていても、これが革なんだという感じがあまりしないのです。

 

いや確かに、軽いし、柔らかいし、そして歩きやすいとくれば、靴に求められることのほとんどすべてをクリアしているといえます。それは間違いありません。靴を求めるほとんどの人にとって、十分すぎるほどによくできた靴です。

 

でも、靴にもう少し、それとはまた別のものを求める人にとっては何かが足らないのです。イタ車やアメ車が好きな人が日本車を買わないのと同じ気持ちだと思います。車に求めるものが人によって違うように、靴に求めるものだって人によって違うのです。

 

そういう意味では、このランウォークという靴は、気に入る人はものすごく気に入るでしょうけど、そうでない人はきっと、最初から選択肢の外になっているはずです。リーガルやその他の日本の靴以上にはっきりと分かれるところでしょうね。

 

 

 

かかとの内側もソフトタッチ。日本車のシートのようです。

 

〔修理関連〕

オールソール  12,000~13,000円  約1ヵ月~

ヒールプラグ  3,000円        約3週間~

 

 

 

 


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