パラブーツ　シャンボード　サイズ感

今回の靴はこちら

 

 

 

 

 

 

 

ブランド概略

 

1927年、『Paraboot』の名前が商標登録される。名前は、ラテックスを輸入するアマゾンの港『Para』と、アメリカのブーツ『boot』をかけあわせて作られた。

1980年、経営危機に陥る。

1983年、『ミカエル』の販売、人気に。

 

主観レビュー

 

サイズ感　　　　大きい

フィット感　　　　★

ほしい！感　　　　★

 

参考：「こんな足で履いています」

 

 

主観解説

 

サイズ感

 

パラブーツは基本大きいです。

 

ほとんどの人が、自分が思っているサイズよりずいぶん下のサイズを選ぶことになります。

ローファーの「コロー」もそうですが「シャンボード」も例にもれません。

 

私の場合、6¹/₂だとブカブカです。しかもこれは甲も高い。私のような甲薄に履ける靴ではなさそうです。

 

フィット感

 

6でもまだ大きかったので5¹/₂を履いてみました。すると驚いたことにいきなりつま先が当たります。指先が丸まっているくらいに感じます。歩くとこれが痛い。

 

この、1サイズ落としたとたんにつま先が当たるというのはコローにもあてはまります。7¹/₂で少し大きいかなという人が7を履いてみて、いきなりつま先が当たることに驚いていました。他の靴ではそんなことはなかったので、木型の影響なのでしょうか。

 

おまけに5¹/₂に落としたというのにまだくるぶしが当たります。軽く足を踏み出すだけで当たるのですから、実際に外を歩いたらかなり痛い目に遭うでしょう。

 

甲の部分もかなり空間が残っていて、正直、自分の足には合うところがどこもなかったです。非常に残念ながら履いた瞬間にダメだと思いました。

 

合う人と合わない人が明確に分かれる靴ですね。

 

ほしい！感

 

というわけでこの項目は★１つにせざるを得ませんでした。本心を言うと、それでも欲しいパラブーツ。それでもほしいシャンボード、なんですが（笑）6で中敷きを2枚くらい入れて履いたらどうかな～

 

 

主観雑感

 

フランス人が作ったら、こんなごついデザインでもオシャレな靴になるんだなーと思わせる靴ですね。スーツに合わせるのはちょっと難しそうですが、それ以外ならデニム、チノパン、ジャケパン、なんでも行けます。

 

なめしの段階でオイルを塗り込んでいる<リスレザーを使用しているため水に強く、あえて雨の日用に履いている人もいます。

 

手入れに関しても、買ってしばらくはクリームを塗る必要もなく、履く頻度にもよりますが、半年くらいはブラッシングだけでもOKです。

 

表面がかさついてきたように感じたらデリケートクリームを塗るのがいいですね。ミンクオイルは革が柔らなくなりすぎるのでおすすめできません。

 

残念ながら私の足には合いませんでしたが、合わないと分かっていてもまだ未練がある靴です。

 

ちなみに替え紐があります。

 

 

 

 

 

 

 

かなり印象が変わりそうですね。

 

［追記］

最近になって聞いたのですが、シャンボードにはどうやらコルクが入っていないみたいです。アヴィニヨンなんかは入っているんですけどね。

 

[参考]

参考：パラブーツ　リンクまとめページ