使った道具
名称 ポイントストレッチャー
こちらの記事の続きになります。
この記事の中で、靴が曲がった時に、アッパーの革が甲に食い込んでい痛いというお話をしました。革があまっている時にときどき起こる現象ですね。これは、しかし、けっこう痛い。その痛みは慣れるどころか、次第に痛さを増し、朝、玄関を出て数歩歩いたら、あ、こりゃダメだ、と引き返して靴を履き替えるところまで来てしまいました。
これはなんとかしなければなりません。そこで使ったのが今回の道具です。靴屋さんや靴の修理屋さんには置いてあります。お願いして使わせてもらうことができました。ペンチの一種で、先がこのようになっています。
輪っかの部分と丸い玉の部分で革を挟みこむわけです。原始的といえば原始的ですね。
ではやってみましょう。
ぎゅうぅうぅーっ。当たるところを挟み込んで伸ばします。
さらにぎゅうぅうぅうぅーっ!親の仇、ならぬ、甲の仇!という気持ちで力を入れます。革が引っ張られているのが見えますね。
5分くらいはやったでしょうか。もういいかしらん?
こんなふうになりました。
こっちの方が分かりやすいかな?
びよ~ん。かなり伸びたのが分かるのではないでしょうか?
これはひょっとして効果ありや?
さっそく履いてみます。
履いて靴を曲げてみる…
……
…痛い。
おかしいな、やっぱり痛い。正直、あまり変わりません。
確かにもともと革が余っているのですからそれを伸ばしたらさらに余ることになる、というのは分かってはいました。でも伸ばすことで多少なりとも革が柔らかくなればと期待したわけですが、それは甘かったようです。
痛いやん!これ。
結局この日は痛いのをガマンして1日履きつづけました。最後はさほど気にならなくなったところを見ると、あるいは少しは効果があったのかもしれません。
靴は何せほぼ1日中履いているものですから痛くなるとツライですよね。その場合は買ったお店に持っていくと1週間くらい預かって皮をほぐしてくれるところもあるようですので、まずは買ったところに相談してみるといいでしょう。
スポンサーリンク
コメント