今回の靴はこちら
サイズ 5¹/₂
色 ダークブラウン
価格 55,000円（税抜）2017年当時の価格
主観レビュー
サイズ感 大きめ
フィット感 ★★★
ほしい！感 ★★
主観解説
サイズ感
サントーニはかなり大きめです。これはスニーカーなので平気ですが、ドレスシューズだと5¹/₂でもまだ大きいです。今まで履いた靴の中で5¹/₂を大きいと感じたのはこのほかにはフランチェスコ・ベニーニョくらいですね。
フィット感
少しゆったりしてるかな？という感じはありますが、この大きさならまったく支障ありません。気持ちよく履けます。
つま先もほどよい空間があり。
ヒール部分も上のほうに突き出てた部分でしっかりホールドされているのでかかとが抜けてしまうこともありません。
ご覧の通り、空に向かってぐいっとせりあがっています。
紐を締めればしっかりフィット。
ん？よく見ると紐の通し方がヘン？…まあ、いいでしょう。
お洒落なレザースニーカーにしては紐は意外に太めです。
それとこの写真では分かりにくいですが、紐そのものがかなり長い。けっこう余ってしまうのでもう少し短くてもいい気がします。
ほしい！感
これは実にかっこいいレザースニーカーです。本当にかっこいい。
同じようなスニーカーはたくさんありますが、それらはやはり似て非なるもので、この雰囲気は出せません。
他のレザースニーカーはカジュアルメインでスーツにもいけますよ、という感じですが、このサントーニの場合はむしろスーツメインのようにも思えます。
もともとスニーカーに使うような革じゃないんですよね。よすぎて。
やわらかくてすごくいい革です。手に吸いつくような感じがします。
そして不思議なことにいい匂いがするんです、この革。甘い香りといえばいいでしょうか。スイスの高級腕時計のラバーベルトにバニラの香りを練りこんでいるものがありますが、まさにあんな感じの匂いです。
靴の匂いをかぐ仕草はあまりいいものじゃありませんが、この靴は——普通に持っただけでその香りが漂ってきますので——つい顔を近づけて匂いをかぎたくなってしまいます。お許しあれ。
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主観雑感
イタリアの靴というのはどうしてあんなにかっこよく見えるのでしょうか？
同じデザインでも他の靴とはどこかが違います。ひと言でいうとあか抜けている。
先日も茶色のストレートチップの靴を探している人が話していました。「ぜんぜん違うんだよ」
その人が比べていたのは日本のSというブランドの靴と、
あえてどこの靴とはいいません。私は好きですよ。
そしてもう一つが今回ご紹介しているサントーニ。
これは6アイレットなのでそのまま比較はできませんが、でも確かに洗練されていますよね。単にトゥが細いからとか、それだけではないでしょう。このあたりは外国の車がかっこいいと感じるのと通じるものがあります。
この方が履いているスリッポンだってそう。
サントーニのスリッポン。唯一持ってるマッケイ靴です。コバ周り、さすがはイタリアのマッケイ靴と思わせてくれる瀟洒な出来。ヒールにワンポイントあるのもグッド👍 なんてエラそうなこと言ってるけど、クリームの塗りムラなんとかしなきゃ。。 pic.twitter.com/kQZ13WG7aB
— くつみがきバンビ (@oberhirsch71) 2017年3月22日
やっぱり何かが違う。
そうだ、日本のメーカーにも同じようなレザースニーカーを作っているところがありました。
こちらも名前は伏せておきます。よく見たら分かるんだけど。
ん…？
…めっちゃ似てる？
…あまり追及するのはやめましょう。たまたまかもしれないし。
サイドのデザインも違いますし汗
なんだかスニーカーの話からそれて日本の靴との比較になってしまいましたが、考えてみれば値段が違うから当然といえば当然です。なんてったって倍以上の開きがありますからね。そりゃサントーニがいい靴なのは当たり前でしょう。日本のメーカーだってこれだけお金を使えばいいものが作れるはずです。
ただ、車と同じで、内側からにじみでてくる雰囲気というのはなかなかヨーロッパのメーカーには追いつけないかもしれませんね。
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