スコッチグレイン 916 サイズ感

スコッチグレイン 日本靴

 

今回の靴はこちら

 

スコッチグレイン

 

 

 

 

 

 

 

サイズ   24.5

色     BROWN

製法    グッドイヤー製法

価格    39,000円(税抜)※2017年当時の価格

 

ブランド概略

 

東京墨田区に本社を構えるヒロカワ製靴のシューズブランド。2000年からスコッチグレインに一本化して生産を続ける。

革は社長が直接現地に赴いて調達。食肉が減っているヨーロッパにおいて良質な革を入手するために奔走している。日本の革では『栃木レザー』を使用。

 

主観レビュー

 

サイズ感     サイズ通り

フィット感    ★★

ほしい!感    ★★★

 

主観解説

 

サイズ感

 

私の足の実寸は25.5です。

ただ、実寸と同じサイズを履くと大きいことが多いので、最初はかなり小さめの24.0サイズを履きました。

でもこれはさすがにきつかった。幅も長さも。押さえつけられた左足の小指がすぐにダメ出しを送ってきました。ここは素直に24.5でいいみたいです。

 

フィット感

 

かかとのすきまはこんな感じです。

 

スコッチグレイン

 

 

 

 

 

 

 

履いたのは朝の10時くらい。まだ足はむくんでいないはずですが、24.5でも余裕はそんなになかったです。というかほとんどなし。小指の第一関節すら入りませんでした。

 

でも不思議にきつくありません。この靴は1Eですから、24.5にサイズアップしてもまだ小指が当たるかなァと心配していたのですが、嬉しいことに平気です。痛くありません。 

 

ほしい!感

 

スコッチグレインは日本人の足型に合わせて作られています。昔の日本人と言えばいいでしょうか。つまり甲高幅広の足です。

それに照準を合わせていることもあり(それがよさでもあるんですが)どの靴も全体的に幅が広めで甲が高いです。甲薄の私が履くと幅が余りがちで、甲も間違いなくブカブカします。その結果、大きな履きジワができてしまう。

さらに、他の靴に見られるような、土踏まずが絞られているデザインも少なく、パッと見た感じどことなくモタッとした印象がありました。ちょっとオジサンぽいというか。

靴の作りとしてはとても好きでありながら、これまであまり触手を動かされなかったのは、そのあたりに原因があったように思います。

 

が、この916は違います。写真を見てもお分かりいただけるように非常にスタイリッシュな形をしています。昨今多くなってきた若い人の細めの足でも履けそうです。

 

そして革もきれい。『アノネイ』の革です。茶色の色もいい。磨き甲斐がありそうで、とても魅力的な靴です。欲しいです。

 

スコッチグレイン

 

またいいツヤしてるんだ、これが。

 

主観雑感

 

メイド・イン・ジャパン

 

国産の靴は他にも数多くありますが、この言葉が一番似合うのはスコッチグレインではないでしょうか。東京スカイツリーを遠くに見ることができる東京の中心部でスコッチグレインの靴は作られています。実に多くの人が靴づくりに携わっています。

 

会社は日本でも製造は海外という靴が多い中、純国産にこだわって作られるスコッチグレインはいつまでも安心して履き続けることができます。

 

そしてもうひとつのスコッチグレインの大きな特徴はすべてがグッドイヤー製法ということでしょう。


マッケイにセメント、あらゆる製法の靴を量産するのが当たり前の日本の靴業界の中で、ここまでグッドイヤー製法にこだわっているのはおそらくヒロカワ製靴だけなのではないでしょうか(違っていたらゴメンナサイ)。

 

そこには、いい靴を長く履いてほしい、底を張り替えながら、修理をくり返しながら大事に履き続けてほしいという作り手の思いが伝わってくるようです(ちなみにヒロカワ製靴には修理専門の工場もあります)。

 

 

グッドイヤー製法

 

GoodyearWelted   かっこいいなァ。

 

 

 

[参考]

 

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